苫小牧14時49分発の東室蘭行きに乗り目的地に向かいました。
東室蘭まではいかずに途中下車。
目的地に到着!!
さあ!この駅は・・・?

室蘭本線北吉原駅です!
この駅に来てみたくてわざわざやってきました。
というのも2019年9月から解体工事が始まるということで一目見たくやってきました。(訪問は2019年8月)

駅の裏に大きな工場が見えます。

東室蘭側から見た駅舎の全景。
なんかすごい。
迫力のある階段。

駅前広場に出て正面から駅を眺めます。
なんでしょう。この奇抜なデザインは!!
現在は無人駅なので直接ホームに入れるのですが、
有人駅時代は、写真右側の階段を登って、橋上駅に入り、そこで改札を通過し、
写真左側の階段を降りてホームに出るという導線だったようです。

その導線をたどってみます。
階段を登っていきます。
コンクリートの割れが目立ちます。
やはり老朽化が著しいですね。

階段の踊り場で折り返します。
手すりの錆びも激しいです。

階段を登り切って駅の待合室内に入ります。
無機質なコンクリート、閉鎖された窓口、錆びた蛍光灯カバー、そして雨漏りよけのビニール。
廃墟感が半端ない。

旧改札口に近づいてみると、チェーンがされていて通れなくなっています。
そして、この出入口は閉鎖されています。の張り紙が。
岩見沢 苫小牧方面の文字と板の感じがたまりません。

今は昔の導線を通ってホームに出ることができないので、2枚上の写真の奥「2」のところから外に出ます。
今は橋上駅というより、自由通路になっているようですね。
階段からの風景。なかなか美しい。

振り返ってみます。
錆だったりコンクリートの老朽化が著しいですね。

階段を降りて駅の反対側に出ました。
大きな工場のある側です。
裏側からも同じ見た目なんですね。

手すりぼろぼろ。

少し離れたところから。
なんかの基地みたい。

駅から見えていた工場はこれでした。
日本製紙(旧大昭和製紙)白老工場でした。
昭和40年に社員の通勤のために建設されてのがこの北吉原駅。
北海道で初めての橋上駅ということで、このデザインで設計されたんですね。
当時としては斬新だったのだと思います。(今でも斬新ですが)

駅近くの踏切から撮影しました。
まっすぐ伸びる線路と相まって近未来感がすごい。
このまま行ったらどこかに吸い込まれそうな雰囲気。

北吉原駅は北海道の大動脈、室蘭本線に属するので、列車が次々やってきます。
スーパー北斗。

貨物もやってきます。

この超個性的な駅も利用者の減少と老朽化には勝てず取り壊しになってしまいました。
なんとか取り壊される前に訪問できてよかったです。

列車が来ました。
次の目的地に向かって出発です。
つづく
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