夕張駅のすぐ横にバリー屋台ことゆうばり屋台村があります。
ラーメン、寿司、居酒屋、そばなど6店舗が入っています。
各店舗のカウンターと中央の通路が共用部分になっていて、そこでも食事することができます。


私のお目当ては「夕張名物カレーそば」のお店「鹿の谷3丁目食堂」さん。
夕張カレーそばは炭鉱マンの胃袋を支えた味。
元祖のお店は閉店してしまったそうですが、その味を引きつでいるのが鹿の谷3丁目食堂さん。
お店の前ではおいしそうなカレーそばをすする男性。
写真に右下隅に写っています。
カレーの匂いに胃袋がキューっと締め付けられます。
が・・・
あれっ?準備中????

でもこの人食べてるし何かの間違いでしょうと、お店の方に話しかけると
「ごめんね。今日もう全部出ちゃったの。」
まじか・・・チーン。
このおじさんが食べてるということはもう少し早く来ていれば・・・・(TT)
かなりのショックに膝から崩れ落ちそうになります。
でも、自分が食べられなかったおかげでこのおじさんが食べられたんだと。
このおじさんはものすごく遠くからこのそばを食べに来たのかもしれない。
と自分に言い聞かせて立ち直りを試みます。
完全に口と胃がカレーそばモードになっていたので他の物を食べる気は起きず・・・
傷心の中、新夕張駅に戻ることにします。
レースイリゾート前バス停から、JRの代替輸送である夕鉄バスに乗ります。
新夕張駅行きは1日7本です。


バスは途中夕鉄バスターミナルや夕張市内の各集落を回って、約40分で新夕張駅に到着です。
料金は750円。

新夕張駅に戻ってきて向かったのが「栗下食堂」さん。
新夕張駅から駅前ロータリーを抜けて国道に向かって歩いて5分もかからない場所にあります。

いかにも地元密着の老舗の食堂という雰囲気です。

ついに待ち焦がれた「夕張カレーそば」とご対面です。
カレーのいい匂い。
程よいとろみがついています。
辛さは控え目ですがスパイシーさはあり、ダシのうまみを感じます。
肉は北海道らしく豚バラ肉で玉ねぎが入っています。
豚バラと玉ねぎの甘みがいい仕事しています。
こうなるとやっぱりご飯食べたくなりますよね。
ご飯を注文します。
すると・・・
「ごめん。ご飯なくなっちゃた。」
と衝撃の一言が!!!
なんて日だ!!!!笑
もうこうなってくると笑えてきますね。

でも、おかみさんが二口くらい残ってるからとサービスで出してくれました。
カレーそばもうまいしおかみさんもいい人だし旅の最後にいやされました。
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