宗谷本線駅巡り 智恵文駅。
集落の行き止まりの広場に智恵文駅がありました。
貨車駅舎です。

なんと!駅前に2台の自転車が!!
古びておらず使用感があるので放置自転車ではなさそう。
ということは利用者がいる!なんなら、今、列車に乗って出かけている状態。
すごい!宗谷本線の無人駅では使用感のある駅は感動しますね。

昭和61年(1986年)に貨車駅舎に建て替えられ35年ほど経つそうですが、きれいに改装されています。

気を取り直して駅舎の中に。
室内はきれいに整理されています。

ベンチの上に「ふるさと大使さん」からの心温まるメッセージがたくさんありました。
名寄市のHPによると埼玉県から智恵文駅前に移住され、ボランティアで駅の管理をされているそうです。
このメッセージを見るためだけでも智恵文駅行く価値ありです!

ホームに出ました。
名寄方面。

稚内方面。
ホームの砂利も敷き直され、ホーム端のコンクリートも真新しいです。
1面1線の棒線駅ですが、以前は相対式2面2線の交換可能駅だったようで、
遠くに見える線路の曲線が分岐器を偲ばせます。

ホーロー板の駅名標。

駅名標。

ダルマ駅舎を舐めるように見まわしていたら、「建物財産標」が!!
昭和61年にこの駅舎は設置されたようです。

最後に駅前の様子です。
集落があり、人の生活が感じられました。

智恵文駅は自転車が止まっていたり、駅前に人家が建ってたりと、1日平均4.8人もの利用があります。
智恵文駅は廃止対象にはなっておらず、まだまだ頑張ってくれそうです。
おわり
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